動物病院のHP|更新する時間がないときに、まず発信してみたいこと

元獣医師で、現在はHP制作をしている栖川(すがわ)です。

HPを作ったけれど、忙しくて更新できてないことはありませんか。

私自身、5年以上HPやブログを更新してきたのですが、定期的に発信をしていると、少しずつ見てくれる人が増えていきます。

すがわ

HPやブログがきっかけで、「記事を読みました」と連絡をくれる方がいたり、仕事のご相談をいただいたりします。

動物病院は動物の治療や飼い主さんへの対応で日々忙しいと思うのですが、「発信をしてみたい」と思うことがあったら、先生やスタッフさんが使いやすいもの(ブログでもSNSでも)から始められるといいでしょう。

このコラムでは、動物病院の先生やスタッフさんが発信しやすくなるアイデアやヒントをまとめました。

目次

動物病院にとってSEO対策より大切なこと

HPやブログについて詳しい方は、「SEO対策をした方がいいのかな」と思われているかもしれません。

SEO対策とは、Googleなどで、飼い主さんが知りたい情報を検索したときに、自院のHPやブログが見つかりやすくする取り組みのことです。

例えば動物病院なら、「八王子 動物病院」「動物病院 眼科」など、飼い主さんが実際に検索する言葉を意識して、HPの内容やブログを書くこともSEO対策のひとつです。

すがわ

「八王子 動物病院」と検索したときに、自院のHPが上位に表示されれば、飼い主さんに見つけてもらいやすくなります。

そのため、集客に力を入れている事業者さんは、SEO対策にも取り組んでいるのですね。

ただ、検索順位はGoogleがさまざまな情報をもとに決めているため、「この対策をすれば必ず1位になる」というものではありません。

私自身は、動物病院の場合、SEO対策だけを意識してブログを書くよりも、まずは飼い主さんに病院のことを知ってもらうための情報発信を続けることが大切だと考えています。

もし自分が飼い主さんの立場だったら、SEO対策に力を入れている病院よりも飼い主さんのことを考えて、病院のことをもっと知ってもらおうと発信している病院のブログを読みたいと思うからです。

動物病院が発信できること

ブログやSNSで何を発信したらいいのか、迷ったときのための切り口をまとめました。

動物のこと

  • スタッフさんが一緒に暮らしている動物の紹介
  • 長寿の犬猫さんの紹介
    →例えばですが、18歳以上で診察に来てくれたワンちゃんや猫ちゃんの紹介
  • ホテルやトリミングに来てくれたワンちゃんの紹介
    →「月に1回トリミングを利用されています。」など、エピソードが分かると◎

診察の様子

  • スタッフさんが緊張しているワンちゃんや猫ちゃんにどんな風に関わっている?
  • 説明するときはどんなことに気をつけている?
    →「紙に書いて説明しています」など普段の様子を伝える

院長先生やスタッフさんのこと

  • なぜこの仕事を選んだの?
  • どんな時にこの仕事を選んで良かったと思いますか?
    など質問に答える形式で書いてみても◎

季節ごとのお知らせ

  • フィラリア予防
  • 熱中症
    →夏は散歩の時間は◯時がおすすめです
  • 狂犬病予防

その他

  • 健康診断のお知らせ
    →「何歳以上から受けるといいですよ」「検査でこんなことが分かります」など
  • ノミダニ予防の商品は〇〇を取り揃えています。
  • このペットフードがおすすめです。
    →なぜなら…
  • 犬猫の歯磨きのポイントを手短に
    →診察ではこんな風にしていますなど。

専門的な話じゃなくて大丈夫

ブログを書くために大学の教科書を探して、「猫の慢性腎不全について、症状は〇〇で、治療法は△△」と書くこともできますが、飼い主さんが知りたいことは他にもありそうですよね。

飼い主さんは、不安や心配な気持ちでホームページやブログを見ていると思うのです。

  • どんな先生やスタッフさんが対応してくれるのか?
  • 話を聞いてもらえるのかな?

そのため、スタッフさんが書きやすいことから発信を始めるのはどうでしょうか。

例えば、「今月は誤食のワンちゃんが多かったです」など事実は書きやすいです。

一言だと短い時は、「誤食のワンちゃんが多かった」事実と注意するといいことを書くことができそうです。

例)誤食といえばといえば、タマネギを食べたワンちゃんが受診することがあります。
ワンちゃんには玉ねぎを与えてはダメなのです。なぜなら…

ケースバイケースだと思うのですが、事実とアドバイスを組み合わせるとブログが1つ書けますね。

「他の動物病院も同じ内容が書けるのでは?特別感がないのでは?」と考えなくても大丈夫なのです。

事実が同じであっても、書き手によって伝え方や文章が違うからです。

飼い主さんは「この病院はこまめに発信してて熱心だなぁ」など、情報そのものより発信している病院に興味を持ってくれると思います。

発信を続けるためのヒント

以前、私がHP制作をさせてもらったお客様で、ほぼ毎日ブログを書いている方がいます。

その方は地域で水回りの修理業を営んでいるのですが、お店の様子や出来事を短めの文章で日々発信されているのです。

すがわ

毎日発信するのはすごいですよね。

そのブログは日記のような手紙のような文章で書かれているのですが、「背伸びしてないから続けやすいのかな?」と思っています。

動物病院さんは、診察や飼い主さん対応で忙しく、発信のために時間を作るのが難しいと思います。

症例紹介をされている病院さんもありますが、写真を撮影して、飼い主さんに許可をもらう必要があったり、「簡単に始められない」という声を聞きます。

そのため、日々の診療で感じたことや出来事を短い文章(500字以内)で伝えていく方法がお勧めです。

ブログを書く作業は30分以内にするなど、時間をかけすぎないこともポイントです。

書く作業に3時間かかるとすると、「また書こう」と思えないですよね。。

まとめ|動物病院のHP 更新する時間がないときに、まず発信してみたいこと

個人経営の動物病院さんは本当に忙しいです。

私が勤務医だった頃は、「発信する時間なんてない」と思っていました。

飼い主さんが動物病院を選ぶ理由は「治療費が安い」「腕がいい」こともあると思うのですが、「この先生と合う」「この病院のスタッフさんがいい」と感じられることではないでしょうか。

でも、院長先生やスタッフさんが発信されることで、「この病院の雰囲気いいな」「なんだかウチの子に合いそうだな」とピンとくる飼い主さんが見つけてくれると思うのです。

飼い主さんとの接点を増やすためにブログを活用してもらえたらと思っています。

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